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未来に伝えたい言葉 ムービー

宮古方言(宮古島)


沖縄本島から南西に300キロ離れた場所に浮かぶ島・宮古島。宮古島では島独自の言葉のことを「ミャークフツ」と呼びます。現在、島の若い人の間では、ほとんど使われなくなってしまった「ミャークフツ」。一方、中学校では「ミャークフツ」に慣れ親しむための取り組みが行われています。「今を生きる言葉、宮古島のことわざ」をテーマにした授業では、宮古のことわざを自分たちが考えたストーリーに合わせて発表しました。中学生の久貝君は「未来に伝える方言」という作文を書き、宮古地区の発表会で最優秀賞に選ばれました。久貝君は、お父さんから宮古の言葉「ミャークフツ」のことを教えてもらったと言います。
ひよどり保育園の園長を務める花城千枝子さんは、「ミャークフツ」で語る紙芝居を作りました。この紙芝居は京都大学方言研究チーム等の協力のもと制作られ、地域の小学校などに寄贈されました。先人達の気持ちを「ミャークフツ」を通じて伝えたい。島の人々の多くが同じ気持ちを抱えています。

  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成23年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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