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未来に伝えたい言葉 ムービー

沖縄方言(沖縄本島 幸喜区)


およそ120万人の人が暮らす沖縄本島。一言で「沖縄語」と言っても、地域ごとで多種多様な言葉が話されてきました。沖縄県名護市の幸喜区では、地域の言葉を残すために聞き取り調査が行われています。調査を行っているのは、琉球大学の狩俣繁久教授。幸喜の言葉を良く知る宮城百合子さん、そしてその従兄弟である宮城文さんが協力しています。
幸喜の言葉を2人の肉声と共に記録するこの調査は、2000年から週に1回のペースで12年もの間、続けられています。狩俣教授は言葉の意味だけではなく、その使い方や例文まで聞き取ります。幸喜方言の細かなニュアンスまで、はっきりと覚えている2人は、言葉の意味を厳しくジャッジします。一語一語がまさに真剣勝負です。お二人に幸喜の言葉で後世に残したい言葉は?と聞いたところ、琉球方言で読まれる短歌、琉歌を3つ詠んでくれました。90歳を過ぎても元気な2人。幸喜の言葉を残すために、まだまだ活躍していきます。

  • このWebコンテンツは、財団法人奄美文化財団が、平成23年度子どもゆめ基金(独立行政法人 国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて制作したものです。
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