本土方言と琉球方言
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方言は地方ごとにあるってことだけど、一体どれくらいあるのかしら?
少しのちがいを細かく見ていけば、とてもたくさんに分けることができるけど、まず大きく本土方言と琉球方言の2つに別れるんだ。
沖縄ではウチナーグチとヤマトグチってつかい分けているように、本土の言葉と琉球のことばは、たしかにちがうわね。
でも、本土方言と琉球方言は、大むかしは同じことばだったらしい。発音などはちがうけど、意味や文法はそれほど違わないんだって。
やっぱり、海でへだてられているし、なかなか行き来も出来なかったから、だんだんちがったことばになったのかしら?
そうだね。それから南の島だから、気候も本土とはずいぶんちがうことも、大きな理由じゃないかな?
琉球にはかつて琉球王国あって、中国大陸や東南アジアとの交易が盛んだったそうね。
その頃の本土とは暮らしぶりもちがっていたし、文化的にも独自のものが育まれていったんじゃないかな。
本土方言と琉球方言って、だいぶちがうみたいだ。
海で遠くへだてられていたり、気候や文化もちがうから、もとは同じことばでも大きく変わったんだね。