これは、奄美に伝わることわざをまとめて、いろはかるたにしたものです。
「奄美方言(シマユムタ)伝える会」の人たちが、“子や孫に伝えたい島のことわざ”としてつくってくれました。
共通語で見ると、みなさんがいつもよく聞いているような内容とそんなに変わらないかもしれませんが、奄美のことばになると、とても味わい深くて心にひびく感じにります。自分なりに声に出して読んでみましょう。
かるたのあそびかた
つくったかるたを用意しましょう。
取りふだと読みふだを、それぞれ方言にするか、共通語にするか、決めます。
どっちに決めてもOKだよ
取りふだに決めた、方言か共通語どちらかの面をおもてにして、1くみを床にくばります。
もう1くみは、取りふだのことばとちがう面を読みふだにして、かるたあそびをしましょう。
たとえば「方言」で読んだら、それと同じ意味の「共通語」をさがして取る、というふうにしてあそぶんだよ
奄美方言かるたをダウンロード・印刷して実際にかるたをやってみましょう!
かるたのつくりかた
はさみとのりを用意しましょう。
かるたは全部で47種類(47文字分)あります。方言ことばで「いろは」にしたがってつくられています。
それぞれ取りふだの「方言ふだと共通語ふだ」、読みふだの「方言ふだと共通語ふだ」が、左右でペアになっています。(94のペアがあるよ。かいせつがついているのが読みふだだよ)
注 共通語ふだの内容は、方言ふだの内容と同じ文字で始まるとはかぎりません。このため、共通語ふだには「いろは」などの文字は書かれていません。
かるたを印刷しましょう。
1つのファイル(1枚の紙)には、2種類(2文字分)のかるたが書かれています。
全部で24枚を、A4サイズの用紙に印さつします。
ペアになっている2枚のふだの、色のついたふちの外側を切り取りましょう。
ペアになっている左右のまん中は、切りはなさなくていいよ。
文字が書いてある面をおもてに、左右のペアのまん中で折って、のりではり合わせます。
おなじ大きさに切ったあつい紙を間にはさむと、がんじょうになるよ。