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未来に伝えたい言葉 ムービー

アイヌ語(北海道 二風谷)


東北北部から北海道、千島列島、樺太といった地域で暮らしてきた北方先住民、アイヌ民族。アイヌ民族は古くから独自の文化と言葉を育みながら生活してきました。しかしアイヌ民族の言葉、アイヌ語はユネスコが認定した「消滅の危機にある言語」の中でも最高ランクの「極めて深刻」な言語だとされています。アイヌ語が日常的に話されていたのは、江戸時代の頃までと言われています。明治時代になると、開拓のために日本各地から、多くの人が移住しました。さらに明治時代のなかばには、アイヌ民族に日本語の使用が法律によって義務づけられ、アイヌ語を受け継ぐ者が少なくなってしまったのです。
北海道沙流郡にある二風谷は、住民のおよそ8割がアイヌ民族というアイヌの町。この二風谷でアイヌ資料館の館長を務める萱野士朗さんに、アイヌ語の取り組みについてうかがいました。

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