どうして方言があるの?
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おじいちゃんやおばあちゃんの会話が、よくわからないのとおなじね。 なぜ、方言は地方ごとにちがっていたの?
むかしは、今のようにクルマや電車、飛行機がなかったし、歩いて遠くにでかける人は、あまり多くなかったんだよ。
ふーん、人が行ったり来たりしないことと、ことばがちがうことに、関係があるの?
ことばはね、おたがいにわかることが大事でしょ?だから、人の行き来がたくさんあれば、だいたい同じことばになるのさ!
それはそうね。
いつも話しているのなら、同じことばじゃないと、いろいろ困るし、おかしなことになってしまうわ。
でも、それぞれの地域のあいだに、大きな山や川、奄美のように島だったら海があって、ほかの所へは、なかなか行けないよね?
そうか!
むかしはとなりの県でも、外国のようなものだったのね。ことばがちがっていても、ふしぎではないわね。
へえ、むかしはあんまり遠くへ行けないから、近くにいる人たちだけにことばがわかればよかったのか。
だけど、どうしてちがうことばになっていくのかな?